動画撮影時に欠かせないNDフィルター。
でも、動画撮影中に写真も撮りたいってなった時に、
取り外しが面倒だと思った経験はありませんか?
私は、動画を撮りながら写真を撮るのですが、
NDフィルターの着脱について
ストレスを感じていました。
「もっと楽に外したりつけたりできないかなぁ?」とおもいながら撮影をしていました。
みなさんもこんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか?
今回は、このストレスを解消してくれた
マグネットNDフィルターのご紹介をします。
NDフィルターとは
「これから写真や動画を始めるよ」という方に向けて、
NDフィルターの役割を簡単にご説明いたします。
NDフィルターは、動画撮影時に、明るさを調整するためのものです。
なぜ明るさの調整が必要かというと、動画を撮影する際は
シャッタースピードが固定されます。
1/50とか、1/120とか。
日中にこのシャッタースピードで写真を撮ると、光の量が多すぎて
画面は真っ白になってしまいます。
そこで、レンズにサングラスをかけて、
入ってくる光の量をコントロールする必要があります。
そのコントロールする役割を担うのがNDフィルターです。
種類としては、一枚づつ交換するタイプと、
取り付けたらレンズを回転させて数値を変更するタイプに分けられます。
定番は、ねじ式NDフィルター
動画撮影の観点から行くと、フィルターをねじって値を変更する
バリアブルタイプ(可変式)が定番です。
このタイプのメリットは、瞬時にその環境に合わせた明るさに調整ができる所です。
逆にデメリットとして、NDの値が高くなった時に、ムラが出やすいという特徴があります。
一枚づつ交換するタイプもありますが、
こちらはどちらかというと、
写真撮影の時にシャッタスピードを落として撮りたいとき(滝の撮影など)
に活躍している印象があります。NDの値を変更するたびにフィルターを交換の手間はありますが、
画質が劣化しにくいというメリットがあります。
脱着時の問題点
動画撮影時は、一般的にバリアブル(可変式)のNDフィルターを使用することは前述しました。
しかし撮影をしていると、「あ、この瞬間を写真で収めたい」
と思う時があります。
私は、子供との時間をVLOGにして動画を残していますが、その合間に、
写真として切り取りたい場面がいくつか出てきます。
その時に、
NDフィルターをくるくるまわして外して、
設定をカメラモードにして、
ファインダーを覗いてってしてる間に、
その「瞬間」は、とっくに過ぎて行っていることが
しょっちゅうありました。
カメラ2台持ちで、【動画用】【写真用】みたいな
装備で撮影している人はいいかもしれませんが、
子供を見ながら撮影している普通のお父さんには、無理のある装備です。
動画と写真、、、何とか両立できないのだろうか・・・。
そんな思いで調べた結果、便利なものに行きつきました。それが
マグネットNDフィルターです。
マグネットNDフィルターのメリット
このマグネット式NDフィルターのメリットとして、
脱着がとっても簡単である事です。
基本的に動画撮影時は、取り付けた状態にしておいて、
「あ、写真撮りたい」と思った瞬間に、右手で「パコ」っと外すだけで、
写真が撮れる状態になります。
動画を撮っていますので脱着のスムーズさを
ご確認いただけたらと思います。
(3:40から脱着の便利さを実演しています)
片手で外したNDフィルターをもって、
パパっと写真を撮る。またすぐにNDフィルターを付けて、
動画撮影に戻る。このスムーズな動きが、
動画と写真の両立を実現してくれます。
マグネットNDフィルターの気がかり点
これまでマグネットNDフィルターの良いところについてお話してきましたが、
私が使ってみて気になるところが一つだけありましたので、
それも書きたいと思います。NDフィルター側と、レンズ側に、
それぞれ凹と凸になっている場所があります。
(K&Fconceptの場合)その凹と凸の位置がしっかり合っていないと、
強い振動があったりした場合に外れて
しまうことがありました。この、凸と凹が合っていなくても、
磁石の力である程度くっつくので、見た目では気づきにくいです。
写真を撮った後、動画に戻る際は、
この凹と凸が一致していることを確認するのを
忘れないようにしたほうがよいですね。
(落として傷などが入ったらもったいないので)
まとめ
一言でNDフィルターといっても、たくさん種類があって
何を買っていいのかわからなくなりますよね?
しかもNDフィルターって高い、、、。
できれば一発で思った通りのものに
出会ってほしいなと思います。
わたしはこれまで、4つのNDフィルターを
使ってきましたが、
正直、最初っから全部このタイプにしとけばよかったなぁと
思っています。
なのでもったいないですが、
随時ほかのフィルターも買い替えていく予定です。
やはりカメラマンとして、
「瞬間」を撮れないのは損だという認識です。
カメラ機材は、一つ一つが高価なので、
私の失敗経験を公開することで、
皆様の買い物が効果的なものになれば幸いです。
ご観覧いただきありがとうございました。
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