カメラのボディは買ったけど、次はレンズで悩んでいる・・・。
【レンズ選びの壁】にぶち当たっている初心者の方へ
「最初に買うならこういうレンズが良いよ」っていう4本を選んでみました。
せっかくボディを買ったのに、なかなか次のステップに進めていない
カメラ初心者さんの参考になれば幸いです。
この記事で分かること
- レンズの基礎知識【ズームレンズ】と【単焦点レンズ】の違いが分かる
- ソニー純正レンズのおすすめ2本が分かる(写真用1本&動画用1本)
- サードパーティー製のおすすめ2本が分かる(写真用1本&動画用1本)
文字より動画の方が良いという方に向けて、YouTubeチャンネルでも解説しています。
【はじめに】ズームレンズと単焦点レンズの違い
ズームレンズ
ズームレンズは、焦点距離が変更できる便利なレンズです。
メリット
- 一本で幅広い焦点距離をカバーできる
- 荷物が少なくて済む
デメリット
- 大きい・重たい
- F値があまり下げられない
単焦点レンズ
単焦点レンズは、焦点距離が固定されているレンズです。
メリット
- 軽くて持ち運びが楽
- F値が2以下まで下げられるものが多い
デメリット
- 画角を変更する際はレンズを交換しなければならない
- 荷物が増える
※F値とは
F値とは、レンズの絞りを示す値で、
低ければ低いほど、
- ピントが合っている部位以外がボケる
- 暗いところでも明るく撮れる
という特徴があります。
代わりに、ピント合わせがシビアになるため
ボディ性能やレンズ性能、カメラマンのスキルに
よって、かなり作例に違いがでてきます。
【純正ズームレンズ】SONY 24-105G OSS
一本目はソニー純正の
SONY 24-105 G OSS結論、このレンズは私の一押しで、現時点でのメインレンズとなっているアイテムです。
焦点距離が広く、解像感もとても良い。これ一本でなんでも撮れると感じてしまう一本です。
メリット
- 幅広い焦点距離
- レンズ内手振れ補正つき
- AF/MF切り替えスイッチがある
- 逆光耐性が高い
デメリット
- 大きい
- 重たい
- 値段が高い
最初っからこの値段を出すのはちょっとなーと思う気持ち、すごくわかります。
でも私は、「最初っから買っとけばよかった」というのが使ってみた結果の正直な感想です。
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▼解説動画▼
【純正ズームレンズ】SONY 16-35mm GM
2本目はソニー純正の
SONY 16-35 GMジーマスターGM(ジーマスター)は、
ソニーの技術を惜しみなく組み込んだ
最高峰仕様のレンズです。
「え?なんで初心者に最高峰をすすめるの?」
という声が聞こえてきそうですが
そのメリットについて解説します。
メリット
- 初心者のうちから最高峰に触れることで「良い写り」を知ることができる
- 逆光耐性や、手振れにも強いので、初心者でもよい写真が撮れやすい
- AF/MF切り替えスイッチがある
- 広角なので、動画を撮る際に手振れしにくい
デメリット
- 大きい
- 重たい
- 値段が高い
どう撮っても綺麗に写るレンズを使うことで、構図や、色味やなどの、写真を構成するほかの要素にリソースを集中させることができます。もし性能の低いレンズから入った場合はフレアが、とか、ピントが甘い、とか、フォーカスが思ったようにいかないとかスキルを上げるために使うリソースを違う部分に取られてしまって結果的に上達が遅くなるのではないかと思います。
▼解説動画▼
【サードパーティーズームレンズ】SIGMA 28-70
3本目はサードパーティのレンズSIGMAのcontemporaryラインから
SIGMA 28-70※サードパーティーとは、ソニー以外の会社がEマウント用に販売しているレンズ
※contemporaryラインとは、SIGMAのレンズラインナップの中で、解像感を維持しながら小型、軽量を実現したいいとこどりのレンズライン
メリット
- 小型・軽量
- AF/MF切り替えスイッチがある
- 高い描写力
- コスパが高い
デメリット
- 広角側が28mmとやや狭い(自撮りなどは厳しい)
Eマウントのサードパーティーレンズは様々なものがありますが
総合的にこのレンズに勝てるものがあるとは
現時点思えません。
ほとんどデメリットがない状態で
画質良し、大きさ&重さ良し、見た目良し、コスパ良し
サードパーティなら最強のレンズだと思います。
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▽解説動画▽
【サードパーティーズームレンズ】TAMRON 17-28
4本目はサードパーティのレンズから
TAMRON 17-28※サードパーティーとは、ソニー以外の会社が
Eマウント用に販売しているレンズ
メリット
- 小型・軽量
- 広角側が17mmなので、Vlogなどの自撮りが可能
- コスパが高い
デメリット
- 17mm側(広角側)でNDフィルターを使うと、周辺落ちする
- 望遠側が28mmなので、【被写体を切り取る】ような写真は苦手
広角レンズを純正で買おうとすると
どのレンズも15万円クラスですが、
このレンズは9万円台で購入することができます。
描写という意味では、前述したGマスターレンズなどには
及びませんが、十分キレイに映るレンズです。
景色を含めたダイナミックな写真を撮りたい方や、
自撮りを含むVLOGで、友人や家族との時間をきれいに
残したい人には、最適なレンズだと
思います。
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▼解説動画▼
まとめ
カメラのレンズは、目的によってさまざまな種類が存在します。
あなたが今「どんな写真を撮りたいか?」で、必要となるレンズが
変わってきます。
「そんなこと言われても、まだわからないなぁ」
と思われる方、その気持ちもめっちゃ分かります。
なので、あまり難しく考えず
- とにかくボケるレンズ
- 広い範囲をカバーできるレンズ
- 軽くて小さいレンズ
- コスパの良いレンズ
こんな観点から選ぶのも、一つの手かもしれません。
結局レンズは、あなたの撮りたいものを表現する手段でしかありません。
つまり、どのレンズを使ったとしても
出てくる作品はあなたの思いや経験、表現したいもので
いかようにも変化します。
直感的に、【こいつだ!】と思うレンズを決めて
とことん向き合っていけば
きっと自分色の写真が撮れるようになりますよ。
皆様のカメラライフの参考になれば幸いです。
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